• 2019年9月7日
  • 2019年9月14日

訪問診療でこころがけていること

訪問診療していると「安心」が求められているなぁと感じるのです。
自分の身体の状態が今どうなのか?この病気はこのまま薬を続けていれば治るのか?この先の見通しは?
自分の体のことって不安になりますよね。
不安になるのってもしかしたら、知らないからなんじゃないかって思うんです。

とういうのも、私は自動車に関してはほとんど何も知りません。
先日、ふと運転しているとアラームが点滅していることに気づいたのです。
おお!なんだこれは?と慌ててすぐに近くのガソリンスタンドに駆け込みました。
スタッフの方に尋ねたら、エンジンオイルが少ないよというアラームと教えてもらえました。
エンジンオイルってなんだろ?このまま運転していたら危なかったのかな?
知らないってことだけですごく不安になるんだなぁと、、実感したんです。
(その前にエンジンオイルも知らないのかよ(笑)ってツッコミが入りそうですが)

自分の身体のことも同じで、よくわからないから不安になるのかも!と思いました。
それからは診察が終わったときは、いまあなたの身体はこんな状態だから日常生活ではこういうことに気をつけてくださいね、とお話しするようにしています。
そのため診療中は常に「わかりやすくお話すること」を心がけています。
このあとの見通し」もお伝えするようにしています。

このお薬はこんな風に使ってください、1週間でよくなってくると思うのでそしたら中止しましょうね。
この先はどうなっていくの?ってことが一番気になりますもんね。
もし診療中にわからないことがありましたら、遠慮なくなんでも尋ねてください。


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