新型コロナ インフルエンザの違い・見分け方はあるのか? かぜ

新型コロナ インフルエンザの違い・見分け方はあるのか?

今回のテーマは「新型コロナとインフルエンザの違い」についてです。2020年12月13日現在、新型コロナウイルス(COVID-19)感染者数は増加傾向です。冬になるとインフルエンザウイルス感染者も増加する時期になります。インフルエンザは例年12月頃から2月をピークに増加します。*インフルエンザの基礎知…
体温測定の正しい測り方って? かぜ

体温測定の正しい測り方って?

健康状態をはかるうえで、体温は言うまでもなく重要な指標です。コロナ感染でも、37.5℃以上が初期のスクリーニング目安値として設定されています。接触をなるべく避ける目的で、いまでは非接触型の体温計が広く使われています。脇で測った方がいいの?おでこで測るやつ、それって正確なの?37.0℃ある、これって発…
認知症の薬は効くのか? 精神科の病気

認知症の薬は効くのか?

「あなたは認知症です。」と言われた方は少なくありません。なぜなら約6人に1人が認知症という時代だからです。ご家族、身内の方が認知症と診断されたら、何かできることはないのでしょうか。まず認知症という病気に効く薬はないのか、と考えるのが自然です。認知症の薬は医師のなかでも評価は大きく分かれます。その理由…
パーキンソン病患者さん 生活と暮らしのコツを考える② 脳神経科の病気

パーキンソン病患者さん 生活と暮らしのコツを考える②

生活をより良くするために、暮らしにヒントをお伝えする第2弾です。パーキンソン病の方だけでなく高齢の方が暮らしやすくなる、取り入れるべき工夫も満載です。ぜひ参考にしていただき、暮らしを豊かに安全に過ごしていただきたいです。 お薬を決められた量・タイミングで内服することが大切。疑問はかかりつけ医に相談し…
パーキンソン病患者さん 生活と暮らしのコツを考える① 脳神経科の病気

パーキンソン病患者さん 生活と暮らしのコツを考える①

パーキンソン病の患者さんは薬での治療が必要です。かかりつけ医とよく相談して薬剤調整していくのが治療の柱になります。日常生活をより良くしていくために、薬剤調整に加えて、生活環境を整えることも大切です。「もうすこし楽に生活できる」ように生活に工夫をする。本日のテーマは、パーキンソン病の患者さんの生活の工…
「転倒予防」の具体的アクション 訪問診療で思ったこと

「転倒予防」の具体的アクション

前回、転倒予防のためには「環境を整えること」が重要というお話をしました。環境を整えて、強制的にダイエットする環境にする、強制的に勉強しないといけない環境に追い込む。それと同じように、転倒予防で重要なことは強制的に転倒しないような環境を整えてしまうことです。今回のテーマは「転倒予防の具体的なアクション…
「転倒予防」についてもっと考える 整形外科の病気

「転倒予防」についてもっと考える

転倒は骨折などの原因になり、一度転倒をしてしまうと以前のように歩くことが困難になってしまいます。転倒しないように予防することが大事と言われています。予防するために「転倒に注意しましょう」と注意喚起で終わってしまいます。「はい!転倒に注意します。」だけで転倒を防げていたら、この世からすでに転倒は無くな…
褥瘡・床ずれの対応を学ぼう③ 皮膚科の病気

褥瘡・床ずれの対応を学ぼう③

褥瘡・床ずれの対応を学ぼうシリーズ最終章です。褥瘡のケアのスタートは、褥瘡ができてしまった原因を把握することから始まると学びました。そして「除圧すること」が褥瘡ケアでとても重要だということと、除圧を実践するための具体的なケアについて学びました。最終章は、除圧することに加えて行うべき重要なことは?につ…
褥瘡・床ずれの対応を学ぼう② 皮膚科の病気

褥瘡・床ずれの対応を学ぼう②

褥瘡は虚血によって生じてしまいます。褥瘡のケアでは「除圧すること」が重要です。除圧する環境を整えるために多職種チームでアイデアを出し合うこと。今回はもう一歩踏み込んだ具体的な対応方法を学んでいきます。除圧をするためにできること。褥瘡ケアを実践していくために具体的な除圧の方法について学んでいきます。 …
褥瘡・床ずれの対応を学ぼう① 皮膚科の病気

褥瘡・床ずれの対応を学ぼう①

「褥瘡」と書いて「じょくそう」と読みます。床ずれのことを医学用語で褥瘡と呼びます。高齢者では褥瘡は頻繁にみる皮膚のトラブルのひとつです。褥瘡をみたときにどうやって対応すればいいのか?褥瘡を良くしたい!と思ったとき、一番大切なことは除圧です。どうして褥瘡ができてしまったのか。褥瘡のケアはまずここからス…